🏥1)猫風邪って何? 猫ウイルス性鼻気管炎〈1〉

ねこのボランティアを始めてから6ヶ月ちょっと。
その間によく聞くねこの病名が猫風邪


猫風邪って何?とネットで調べてみると

・猫ヘルペスウイルス感染症
・猫カリシウイルス感染症
・猫クラミジア感染症

これら3つの総称だそうです。

今日はその中のひとる猫ヘルペスウイルス感染症について勉強します。

猫ヘルペスウイルスと言うウイルスに感染することで猫ウイルス性鼻気管炎が発症します。猫ウイルス性鼻気管炎の主な症状は、鼻水、発熱、目やにだそうです。

 猫ウイルス性鼻気管炎とは、ヘルペスウイルス科に属する猫ヘルペスウイルス1型(FHV-1)を原因とする上部呼吸器感染症です。「猫インフルエンザ」、「猫コリーザ」とも呼ばれ、猫カリシウイルス感染症を併発した場合は、両者を合わせて「ウイルス性呼吸器感染症」と呼ぶこともあります。
ウイルスが涼しいところを好むため、外気にふれて比較的体温の低い目、鼻、口、等に症状が出るのが特徴です。全てのネコ科動物が猫ヘルペスウイルス1型に対する感受性を持っており、実際ドイツにおいては、ライオンの致死的な脳炎の原因となった先例があります。
猫ウイルス性鼻気管炎は、2~10日程度の潜伏期間をおいて以下のような症状を示します。子猫や老齢猫など比較的免疫力の弱い猫などは、肺炎を併発することもしばしばです。また妊娠中の猫が感染すると流産する危険性もあります。

何だか怖い病気のようです!Σ(゚д゚;)

では、どのようにして感染してしまうのでしょうか?

感染猫のくしゃみがかかる
感染猫の鼻水、目やに、よだれ、排泄物に触れる
感染猫とのグルーミング
飼い主が感染猫を触った手でふれる
飼い主が体にウイルスをつけてくる
保菌猫との接触

接触感染ということですね。また、冬場の乾燥期に発症しやすく、感染猫の排泄物が乾燥して空中を舞飛ぶことでも感染するようです。

ということは、多頭飼いやシェルターのようなねこが密集しているような環境は要注意ってことですね!だから…か…(-_-;)

猫ウイルス性鼻気管炎を発症して病院に行くと、完治しないと言われる事があるそうです。ヘルペスウイルスに感染した猫は、たとえ初期の症状が収まったとしても、80%以上がウイルスを保有したキャリアになるとされています。
そして、体力が落ちることがあったりすると体調不良になりやすくなるのです。これは、1度でも猫ウイルス性鼻気管炎にかかった猫は同じです。保菌猫として生きていくことになるのです。これをキャリアと言います。
免疫力の低下を引き起こす要因は、若齢、老齢、糖質コルチコイドや免疫抑制剤の投与、ストレスなどです。



は~怖いですね。人間だと「ただの風邪だろ?」って言うところだけど、ねこではそうはいかないってことなんですね。

今日はここまで!




今日のにゃんこはきなお
私一推しのにゃんこです💕
現在トライアル中。
おやすみなさい。




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